当サイトについて

痛風の症状、治療、予防法や改善方法まで、
痛風の改善に向けて理解を深めるサイトを目指します。
専門医師はたったの400人しかいません。

高血圧、糖尿病は国民病とも言えるほど身近な存在です。
日本人の2~3人に1人が高血圧、糖尿病患者と言われており、
その数は約4700万人に上ります。


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食事制限で痛風を改善

プリン体の多い食事によって血中に尿酸がたまる

痛風は関節の周りにたまった尿酸を、白血球が「異物」と勘違いして攻撃をしかけ、炎症を起こすことで生じる急性関節炎です。

尿酸は細胞の中の「プリン体」が生命活動に使われた際の残りかす。通常は一定量以上たまらないよう、尿や便などと一緒に排泄されています。

しかし、暴飲暴食が過ぎて食事由来のプリン体が過剰になると、排泄能力が間に合わず血液や関節液の中に尿酸がどんどんたまり、高尿酸血症の状態、ひいては痛風を引き起こしてしまいます。

症状と診断

典型的な痛風発作は全体の4割程度

痛風発作の典型例は足の親指の付け根が赤く張れ、パニックを起こすほど激烈な痛みが生じます。
ただし、典型例は全体の4割ほど。足の甲やくるぶし、膝などに症状が出ることもあり、ねん挫や打撲と思い込んで整骨院に行ってしまう人も多いそうです。
健康診断で尿酸の検査値が7.0mg/dL以上と黄色信号だった方は「足首の腫れ=ねん挫」とは限らないことを覚えておいてください。

また、最近の研究で女性は男性より低い尿酸値で体に悪影響が出ることがわかってきました。女性は血中尿酸値が6.0mg/dL台になった時点で、一度専門医を受診するとよいでしょう。

治療方法とセルフケア

発作中は痛みと腫れをとる治療を

痛風発作中は痛みと腫れをとる治療が優先されます。患部を冷やしてとにかく安静にすること。病院では消炎鎮痛薬が処方されます。

市販の鎮痛薬を飲む際は「アスピリン系薬(サリチル酸)」を避けましょう。逆に症状が悪化することがあります。

痛みが治まった後は、高尿酸血症のタイプ別に薬を選択

痛みが治まった後は、痛風発作の元になった高尿酸血症の治療が本格的に始まります。

高尿酸血症には、尿酸を過剰につくってしまうタイプと排泄が上手くいかないタイプ、そしてこの2つの混合型の3タイプがあります。タイプごとにお薬の種類が異なるので、専門医とよく相談しましょう。

暴飲暴食を慎み、バランスよい食生活を心がける

痛風の治療において大切なのは、食生活の改善です。

痛風といえば、プリン体を含む食品や飲み物ばかりが強調されがちですが、最近はカロリー制限が重視されています。
レバーや魚の干物などプリン体を含む食品や脂っこいものは”食べ過ぎない”ことを心がけましょう。
低カロリーで尿酸の排泄を促してくれる食物繊維たっぷりの野菜類やキノコ類は、おすすめです。

また、アルコールはそれ自体に尿酸値を上げる働きがあり、アルコールを飲む人の痛風発症リスクは、飲まない人の2.5倍といわれています。プリン体の多いビールだけでなく、焼酎やワインも適量を心がけてください。
あまり知られていませんが、果糖も尿酸値を上げます。特に吸収されやすい果汁100%のジュースのがぶ飲みは禁物です。

食品のプリン体含有量(100gあたり)

きわめて多い
(300mg~)

きわめて多い(300mg~)

鶏レバー、マイワシ干物、イサキ白子、あんこう肝酒蒸し

多い
(200~300mg)

多い(200~300mg)

豚レバー、牛レバー、かつお、マイワシ、大正えび、マアジ干物、サンマ干物

少ない
(50~100mg)

少ない(50~100mg)

ウナギ、ワカサギ、豚ロース、豚バラ、牛肩ロース、牛タン、マトン、ボンレスハム、プレスハム、ベーコン、ツミレ、ほうれん草、カリフラワー

きわめて少ない
(~50mg)

きわめて少ない(~50mg)

コンビーフ、魚肉ソーセージ、かまぼこ、焼きちくわ、さつま揚げ、カズノコ、スジコ、ウインナーソーセージ、豆腐、牛乳、チーズ、バター、鶏卵、とうもろこし、じゃがいも、さつまいも、米飯、パン、うどん、そば、果物、キャベツ、トマト、にんじん、大根、白菜、海藻類

(高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第2版による)

生活習慣を見直す機会と前向きにとらえてる

痛風の患者さんは、胃腸が丈夫で元気な方が多いといわれます。確かに、尿酸値が高くなるほど美味しい食べ物もお酒も楽しめるというのは、体力気力が充実している証拠です。

また痛風発作の発症ピークは30~40代と比較的若い年代であることも不幸中の幸い。心筋梗塞や腎機能障害などの重大事になる前に、生活習慣を見直す機会が与えられたと考えて、前向きに生活を改善していきましょう。

低カロリーで食物繊維がたっぷり「ひじきとごぼうのきんぴら」

低カロリーで食物繊維がたっぷり「ひじきとごぼうのきんぴら」
● 材料 2人分
ひじき(乾燥)…小さじ2(6g)
ごぼう…1/3本(60g)
にんじん…1/10本(20g)
A[しょうゆ、みりん各小さじ2、酒大さじ2]
ごま油…小さじ1
● 作り方
1 ひじきは湯でもどし、水気を切る。ごぼうとにんじんは4~5cm長さの細切りにする。
2 Aは混ぜ合わせておく。
3 フライパンにごま油を熱し、ごぼうとにんじんを入れて炒める。しんなりしたらひじきを加えて炒め合わせ、Aを回しかけて汁気がなくなるまで炒める。

 

出典:沢井製薬