当サイトについて

痛風の症状、治療、予防法や改善方法まで、
痛風の改善に向けて理解を深めるサイトを目指します。
専門医師はたったの400人しかいません。

高血圧、糖尿病は国民病とも言えるほど身近な存在です。
日本人の2~3人に1人が高血圧、糖尿病患者と言われており、
その数は約4700万人に上ります。


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痛風の予防法

突然、足の親指のつけ根から猛烈な痛みにおそわれ、1~2時間もすると足の甲がぱんぱんに腫れあがり、風が吹いてもそのわずかな感触で激痛が走ります。こんな経験をする人が急増していますが、これが痛風の発作です。

現在、痛風患者数は約60万~70万人で、痛風の前段階である高尿酸血症、いわば痛風予備軍の人は約600万~650万人と推定されています。患者・予備 軍共に男女比では98%が男性です。年齢的には40歳以上の人に多く見られますが、最近では20代後半の若い人にも痛風発作を起こす人が増えてきました。
これは、「食べ過ぎ」「ストレスが多い」「酒を多く飲む」といった生活習慣の乱れや、「エネルギッシュで手抜きができない」「激しい運動をする」といったことが大きく影響しているといわれています。

痛風は、体内の新陳代謝によってできる尿酸の量によって起こります。尿酸の体内量はほぼ一定に保たれており、一日に作り出された尿酸量とほぼ同量が毎日排泄されています。ところが、何らかの原因で体内の尿酸量が増えてしまうと高尿酸血症になります。
尿酸値の正常値は成人男性が血液1dl中4.0~6.5mg/dl、成人女性は3.0~5.0mg/dl。7.0mg/dlを超えると高尿酸血症で、8.5mg/dlを常に超える状態になると、いつ痛風発作が起きてもおかしくありません。
高尿酸血症になると、血液中に溶けきれない尿酸が結晶となって関節に沈着し、痛風発作を起こします。高尿酸血症からすぐに痛風発作に結び付くのではなく、発作が起きるまでには少なくとも約8年以上は経過しているといわれています。

激痛のもとになる尿酸は、プリン体といわれる物質が原料で、次のような3つの方法で作り出されます。
(1) 食べる食品にプリン体が含まれており、食事によって体内のプリン体が増える
(2) 体内の細胞の核酸にプリン体が含まれており、新陳代謝により古い細胞が分解されるとプリン体が出てくる
(3) 急激にエネルギーを使うとプリン体が生み出される

プリン体の産生量としては(2)が最も多いのですが、古い細胞が破壊されていくのは人間が生きている以上避けることはできません。(1)と(3)を上手にコントロールすることが高尿酸血症や痛風の治療・予防にとっても重要です。

以上のことに注意することによって高尿酸血症や痛風にはなりにくくなります。さらに痛風が原因となって発症する尿路結石、痛風結節(関節にできる大 きな瘤)、腎障害(腎臓の働きが低下し、最悪の場合は腎不全になって透析療法へ)といった怖い合併症を引き起こすこともありません。

 

出典:オムロン