当サイトについて

痛風の症状、治療、予防法や改善方法まで、
痛風の改善に向けて理解を深めるサイトを目指します。
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高血圧、糖尿病は国民病とも言えるほど身近な存在です。
日本人の2~3人に1人が高血圧、糖尿病患者と言われており、
その数は約4700万人に上ります。


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痛風をストレッチで改善する

 

痛風は中高年代の病気と思われていますが現在では、30歳代が最も多く、続いて20歳代、40歳代、50歳代の順となり、中高年代だけの病気とは言えません。また男女比では圧倒的に男性が多いものの、閉経後の女性も注意が必要となります。
痛風の原因は尿酸値が高いことです。尿酸値とは、細胞の新陳代謝によってできる老廃物です。この老廃物(尿酸)が血液中に多く含まれると高尿酸値となり、高尿酸値血症と診断されます。

尿酸が結晶化して関節にたまると、体を守る白血球が異物を排除しようと攻撃を始めるため炎症が起きて激痛が生じます。高尿酸となる原因は、食事、運 動、ストレスといった生活習慣が関係します。そのため尿酸値の改善には食事と運動の見直しが欠かせません。まずは食事面からです。

尿酸値を下げる食事のポイントは4つあります。1つ目は減量すること、2つ目は野菜を食べること、3つ目は乳製品をとること、4つ目はコーヒーを飲むことです。

 

①減量について

食べ過ぎ、飲みすぎを改める事です。尿酸値を上げやすい食品(レバー、ビール等)に気を使うよりも、全体の量を減らすことが重要となります。

②野菜について

野菜に含まれるビタミンCが、尿酸排泄を促進します。野菜のビタミンCは加熱により失われてしまうので、サラダなどにして生で食べるのが理想的です。加熱 する場合、鍋にして煮汁を飲むことにより、加熱により流失したビタミンCを取ることができます。海藻類、きのこ類、野菜全般がおすすめです。

③乳製品について

牛乳やヨーグルトなどの乳製品は尿酸値を下げる効果、痛風発作の発症リスクを下げる効果、尿をアルカリ性にする働きがあり積極的にとりましょう。

④食後のコーヒーについて

コーヒーには尿酸値を下げる効果があることがわかっています。砂糖のとりすぎは尿酸値を上げるので無糖で飲むのがよいです。ただし、コーヒーには結石の原因となる成分が含まれているため、結石のある人は注意して下さい。

次に運動についてです。

緩やかで軽い有酸素運動が尿酸値を下げる運動です。

ポイントは息が切れない程度の運動を行うことで、1つ目はストレッチ、2つ目はウォーキングがおすすめです。一方、激しい運動(息を止めて行う無酸素運動など)は尿酸値を上げてしまいますので注意が必要です。

①ストレッチについて

ストレッチにより関節の動く範囲が広がると、体を大きく動かせるため消費カロリーも上がり減量効果も高まります。またストレッチには、リラクゼーション効 果もありストレス軽減が期待できます。大きな関節を動かすと効果的ですので、今回は股関節と肩関節のストレッチ方法をとりあげます。

●股関節のストレッチ

床にすわり、両足の裏を合わせます。手は足部を持ち、両膝を床に近づけるよう意識します。ここから、ゆっくりと上体を前に倒して10秒キープして股関節の内側を伸ばします。

●肩関節のストレッチ

肘を曲げ、両手を体側につけてわきを締めながら肘をぐっと引き、肩甲骨を寄せて10秒キープします。そのあと力を抜きます。

 

②ウォーキングについて

1日10分のウォーキングを3セット。週3日のペースで始めてみましょう。
ジョギングはより効果的となりますが、きつい運動は尿酸値を上げてしまうので、ジョギングを行う場合は、息が切れない程度の軽めで行いましょう。

尿酸値が高くても痛風発作がない場合、放置しがちです。しかし尿酸値が高いままの状態は、メタボリックシンドローム、高血圧、心疾患、慢性腎臓病、 糖尿病が起こりやすいことがわかっていますので、生活改善から始めてみましょう。生活改善でも尿酸値が下がらない場合は、薬による治療が必要となります。
最後に痛風発作が起こったときの応急処置についてです。座布団を折り曲げて足をのせ、足を心臓より高くして安静にして、患部を冷やすと効果的です。温めたり、マッサージをすると痛みが悪化しますので注意してください。

 

出典:めぐみクリニック