当サイトについて

痛風の症状、治療、予防法や改善方法まで、
痛風の改善に向けて理解を深めるサイトを目指します。
専門医師はたったの400人しかいません。

高血圧、糖尿病は国民病とも言えるほど身近な存在です。
日本人の2~3人に1人が高血圧、糖尿病患者と言われており、
その数は約4700万人に上ります。


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適度な運動とストレス解消

 

■「痛風」とは?
突 然、足などの関節に激痛が走る、これが「痛風」の発作です。もっとも多く発症するのが親指の付け根で、ほかにも足の甲、くるぶし、アキレス腱などにも痛み が出ます。最初の頃は鎮痛剤で症状はおさまりますが、治療をせずにほうっておくと1〜2年以内にふたたび発作が起こり、次第に発作までの間隔が短くなって きます。

■「痛風」はオジサンだけの病気じゃない
現在の患者総数は推定30〜60万人(日本痛風・核酸代謝学会調べ)。その9割以上は男性で、中高年の男性患者の多くに生活習慣病のいずれかの症状(高血 圧、高コレステロール血症、心疾患、糖尿病、肥満)が同時にみられます。食生活の欧米化やアルコール摂取量と深く関係することから、かつては“ぜいたく 病”“グルメ病”などとよばれた「痛風」。しかし最近では50歳代の男性ばかりでなく、20〜30代の若年層にも患者が増えています。

 

■「痛風」のメカニズムは?
一般的に、「痛風」の発作は 血液中に尿酸という物質が増えてしまうことによって起こります。通常は溶けている尿酸が結晶になり、体の関節などに沈着するため激しい痛みを起こすので す。尿酸はプリン体(遺伝に関係する成分)という物質が分解されてできるもので、健康な人が蓄積する尿酸は常に1,200mg、その半分以上が毎日入れ替 わり、残りは汗、便、尿といっしょに排泄されます。血液中に尿酸が増えてしまう理由は(1)体内でつくられ過ぎる(2)排泄がうまくいかず体内にたまって しまう、いずれかの理由で生産と排泄のバランスがくずれるためと考えられています。

 

■尿酸値の基準値は?
尿酸値の平均値は年齢や性別によって多少の変動がありますが、男女ともの7.0mg/dl以上になると「高尿酸血症」と診断されます。尿酸値が高いからといってすぐに「痛風」の発作がでるわけではありません。
正常値 7.0mg/dl以下
正常範囲 男性4.0〜6.5mg/dl
女性3.0〜5.0mg/dl
高尿酸の状態をそのままにしておくことが一番の問題で、 「痛風」発作のほかに高血圧や糖尿病、高脂血症などの合併症、さらには排泄しきれない尿酸が腎臓にたまって腎臓結石や腎障害などをひき起こすケースもあり ます。ひじ、ひざ、かかと、手足の甲、耳などに痛風結節(尿酸の結晶がコブ状になる状態)をみつけたら、痛みがなくてもすぐに病院を受診しましょう。

 

■「痛風」になりやすい人は?
尿酸のもととなるプリン体を多く含む食事「高プリン食」、脂肪分やタンパク質の多い食事「高カロリー高タンパク食」を好む人。
アルコールは尿酸をつくりやすくし、排泄を抑制するため注意が必要です。
肥満はそれだけで尿酸値が上昇する原因になります。食事療法として総カロリーを適正にもどし、体重を標準体重にコントロールしましょう。
●肥満の目安
BMI指数=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
※ BMIの標準体重「22」をめざして減量します。
毎日のように激しい運動をする人、ストレスがたまっている人は代謝異常により尿酸が排泄されにくくなる傾向があります。ストレスを一気に発散したいところですが、短時間にエネルギーの出し入れをすることも尿酸値を上げる原因になるため、
デスクワークに集中したあとお酒を飲む、ゴルフの後にビールを飲むといった行動も発作を起こす危険性があるので要注意です。

 

■「痛風」にならないためには?
<食事>
(1)摂取カロリーに注意して体重を管理すること
一日の総カロリー→標準体重1kgあたり25〜30kcalが目標
例)身長が170cmの人の場合;標準体重は63.6kgなので、1日の総カロリーを1600〜1900kcalにおさえる

(2)プリン体を多く含む食品を避けること
●プリン体の多い食品と少ない食品●
きわめて多い
(300mg〜)
鶏レバー、マイワシ干物、イサキ白子、あんこう肝蒸し、カツオブシ、ニボシ、干し椎茸
多い
(200〜300mg)
豚レバー、牛レバー、カツオ、マイワシ、大正エビ、マアジ干物、サンマ干物
少ない
(50〜100mg)
ウナギ、ワカサギ、豚ロース、豚バラ、牛肩ロース、牛肩バラ、牛タン、
マトン、ボンレスハム、プレスハム、ベーコン、ツミレ、ほうれんそう、カリフラワー
極めて少ない
(〜50mg)
コンビーフ、魚肉ソーセージ、かまぼこ、焼きちくわ、さつま揚げ、カズノコ、
スジコ、ウインナーソーセージ、豆腐、牛乳、チーズ、バター、鶏卵、とうもろこし、
じゃがいも、さつまいも、米飯、パン、うどん、そば、果物、キャベツ、トマト、
にんじん、大根、白菜、ひじき、わかめ、こんぶ
(3)水分を十分摂取すること(尿量2,000ml/日以上)
<アルコール>
とくにビールはプリン体を多く含む上、他の酒類より高エネルギーです。肥満を助長することになりますので、「痛風」の人は避けたいところ。いずれのお酒も上限を目安に節酒を心がけ、1週間に2日以上は禁酒の日をつくりましょう。
<適度な運動とストレス解消>
とくに肥満傾向にある人は、適度な運動で体を動かすことが大切です。食後1時間以降に、毎日継続してできるような軽い運動を行いましょう。軽く息が上がる 程度の有酸素運動であれば尿酸値に影響せず、体脂肪の減少、軽度高血圧の改善、HDL(善玉)コレステロールの上昇、耐糖能の改善といった、高尿酸値血症 に合併しやすい症状の改善にも役立ちます。もちろんストレス解消はお酒や過激なスポーツではなく、リラックスを前提とした方法で行いましょう。出典:佐藤製薬